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「人形の家」大千秋楽 [ファンプラザ]

5月10日に新潟で幕を開けた「人形の家」、早くも大千秋楽を迎えた。


一週間行われた東京公演の千秋楽の時、制作側からサプライズでカーテンコールの仕切りを頼まれたという佐藤アツヒロくんMCによって、一人一人、コメントを言う機会があった。さすがに松田さんなどは、自虐ネタも交えつつ客席を笑いに巻き込んだりしていたが、我らがゆうひさんは、とても真面目なコメントをするに留まった。
そして、ゆうひさんの後は、(カーテンコールの登場順なので)アツヒロくんがコメントをする番で…でも、間髪を入れずに自分で自分を紹介したので、ゆうひさんときいちゃんがとても悔しそうな顔を見合わせていた。


そして、兵庫の千秋楽。


2回目のカーテンコール、出演者が再び登場し、また同じようにアツヒロくんの仕切りで、一人一人がコメントを始めた。
今度は、サプライズ…というわけでもないので、びっくりしているメンバーはいなかった。
ヘレーネを演じた大浦千佳ちゃん。「正直、さびしいです」と声が震える。それを隣にいた松田さんが、「泣いてる!」とからかう。
やっさんこと淵上さんは、まだ2回目の舞台で、「演出が厳しく、稽古に行くのがイヤでした」と笑わせる。
松田さんは、話す前にラインから一歩前に出ている。それをゆうひさんが「一歩前!」とからかう。松田さん、さらに前に出て、舞台の縁までずいっと出る。その上歩きながら話すなどフリーダム。
それを、ゆうひさんが、手で制したり、きいちゃんと「もーほんとに…」と呆れたり。
松田さん、最後は「よいお年を」と〆て、会場を煙に巻いた。
ゆうひさん、今度は、ちゃんと考えてきたようで、「見ての通り、自由で個性豊かな男性陣(ここで、アツヒロくんに、入ってますよ、とも)と、冷静な女性陣の中で、すっかりお母ちゃんキャラが定着してしまいましたが、働く中年女性の希望の星、日々逆転ホームランをかっ飛ばしてきました」と挨拶、客席を沸かせた。さらに最後は「よいお年を」で〆め、ちゃんと夫唱婦随。立派な挨拶でした。しかも可愛かったし。
そして、アツヒロくんが口を開く寸前に、ゆうひさんの方からアツヒロくんを紹介、「我らのリーダー」と呼んでました。
アツヒロくんは、「最初はヘルメルのことが好きじゃなかったけど、自分なりの愛情溢れるヘルメルが作れたんじゃないかと思う」と言って、満場の喝采を浴びていた。
最後に挨拶したきいちゃんは、まだ2回目の舞台でわからないことがいっぱいあったけど、「舞台で役として呼吸することを教えてもらったこの公演はとても貴重な機会だった」と言って深々と頭を下げ、場内は温かい拍手に包まれた。
素の声より2トーンくらい高い声を出していたそうで、あれだけの台詞量を声まで変えて演じていたのか…と、驚いた。
最後に演出の一色さんも呼び、ご挨拶があった。
それぞれの挨拶している間の雰囲気がとてもよくて、和気あいあいとしたカンパニーだったんだな~と納得。きいちゃんとゆうひさんは、しょっちゅう顔を見合わせていて、時々、きいちゃんがゆうひさんの後ろに隠れたり、ほんと姉妹のように可愛い二人だった。
(年の差はほとんど気にならなかった。)


で、実は、2回目のカーテンコールの後、拍手がスパッと止まってしまった。
一応、ゆうひさんのファン席辺りは、その後も拍手を続けたのだが、もう無理か…という雰囲気だった。すると、下手の中段くらいから、ものすごい大きくてハッキリした拍手がぐわっと盛り上がり、拍手が繋がった。仕込みかもしれないが、奇跡だと思った。
だって、まだスタンディングしてなかったんだもの…。


スタンディングの中、感極まった千佳ちゃんに気付いたきいちゃんが、引っ込みの前に千佳ちゃんをハグ。そのまま、二人で上手の方に消えそうになったところで、千佳ちゃんが誘導して、変な場所からセンターに戻るきいちゃんに、客席から笑いが…。
最後まで、可愛いヒロイン、きいちゃんなのでした。


出待ちは、千秋楽とあって、かなりの人数。
ゆうひさんは、麦わら帽子にサングラスなしで、満面の笑顔で「ありがとー」とお手紙を受け取ってくださいました。
去り際、「また、来てねー」と、気持ちは既に次回公演へ。あ、もう一ヶ月ないんだわ…なんて、驚く春の夕暮れでした。


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