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そんな時代もありました(8) [メディア記事より]

大劇場公演「EL DORADO」の新人公演で祐飛さんは、アロンソ役(本役・汐風幸)を演じました。

その時の本人の感想です。

『アロンソは周りの人から見ると悪い人間に見えてしまうかもしれませんが、自分なりの信念というか男の夢を持っていて、私自身とても好きな役だったんです。…(中略)…しかし、最初の銀橋での歌もイメージに捉われすぎて暗くなりがちだったのでもっと華やかに出来ればよかったなと思いますし、最後に斃れる場面では衣装やセットに気を取られてしまい、芝居に集中することが難しかったということもありましたから、その辺りを考え直していかなければと思っています』

今では自然に段取りをしながら感情表現をできる祐飛さんにも、そんな初々しい時代(研6)があったんですねー。新公主演を勝ち取るのは、この次の公演ということになります。

このアロンソ役は、新人公演評で祐飛さんが初めて大きく評価された作品で、歌劇誌では“今回の新人公演の敢闘賞はこの人にあげたい”とまで書かれています。
面白いことに、素顔は別人?というほど違っているのに、アロンソ役でメイクした祐飛さんの小さな写真は、今の祐飛さんにすごく近い表情をしています。

この時の月組組長は汝鳥伶さん。
14年後におやっさんとなる汝鳥さんは、“大空もアロンソという役をしっかり掴んで演じていたのが良かったですね”と褒めてくれています。


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コメント 1

でるふぃ

夜野さま
いいお話をありがとうございます。
新公ダイジェストは見たことがありますが、それについての
本人の語りは初めて聞いた気がします。
ういういしくて、素敵です。その役作りへの気持ちが今に繋がっているのですね~

汝鳥さんの上のコメントを聞いた後で、
また、クラシコのDVDを見たら、泣けてきそうです。


by でるふぃ (2012-02-16 10:38) 

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